小さな自分を乗り越えるために

最初はこのブログでは、娘とママのお話から始まったのですが、その後湊川公園あたりも書く事が少なく

なりました。自分達の事や他人の事書くのって難しいです。

ヤフーオークションで出品中の「小さな自分を乗り越えるために・・高田好胤の克己」の中から

少し紹介します。

父母恩重経を読むから」このお経は、父母の恩が如何に有り難いかを身近に説いたお経です。

お経を解説した本なんて、言わないでね。私はこのくだりで号泣したんです。10年前に・・

高田好胤さんより、もっとやさしくここに書きますね

元の「父母恩重経」は是の如く我聞けり、ある時・・・云々からはじまります

父母には10種の恩徳あり、1、子をお腹に宿すと10ヶ月にわたり血や肉を分けあたえます。その時の

母の身体は重病人のように感じています。2、10ヶ月後子供は催促して、大変な痛みをもってそれは

まるで骨がバラバラになるような、心も乱れるほどにして生まれます。

母はお産で亡くなる事もあるのです。子供の声を聞くと自分までが生まれ変わったようです。

3、花のようであった母は育児に憔悴して色あせてきます。4、寒い雪の朝にも子供には暖かくと

庇い子供を包み・5、苦いものは自分が食べ甘い物を子供に与え・6、子供のためにやむ得ず悪い事まで

し悪い人になる事もいといません。7、もし子供が遠くに行けば顔を見るまで家を出たり入ったりして

寝ても覚めても心配しています。

8、自分が生きている時に子供に何かあれば、代わろうと思い。自分が死んだ後にも、子の身を守りたい

と願っている・9、こんな恩にどうやって報います?大きくなると父の言う事に従わず、母の言葉に怒り

結婚すればまるで父母に恩など、無いようにそむいて、兄弟を恨みでもあるように嫌います。

妻の親戚は歓迎し、ああ皆、ひっくり返っている様です。大切にしなくてはいけない人を嫌い

ぼちぼち付きあえば良い人に仲良くし、父母の恩などとても感じていない!

このお経は現在の事ではなく、昔のお経なのです・・・びっくりでしょう?

続きます・・ご馳走を頂く事があれば、父母に持ち帰りなさい・・父母は私達に度々ご馳走を食べさせて

くれ、育ててくれました。父母が病気になったら、自ら看病しなさい!・・トイレはどう?おかゆ

食べる?と聞き早く病気が治るよう願い、片時も忘れるな!と

仏、阿難が聞きます、出家すれば父母の恩に報えるかと、お釈迦様は答えます。

出家しなくても、身を改め、人を殺めず、盗まず、礼を持ち、信用され、酔いつぶれず、

親は慈愛を持ち、子は孝行の心で、夫は正しく、妻は貞淑に、親族仲良くして頑張れば

親は喜び、恩に報いる事ができますと

もっと続くのですが、又今度ね。母が子供を産むあたりで私は号泣してしまいました。

私は病弱な母を早くに亡くし・あまり母の世話に成らなかったって偉そうに思っていました。

この本に出会うまで。この本に出会って頭をガツーンって殴られたようでした。

私は5人もの子を生みましたが、お産が楽な子供もいましたし、死にそうになって生んだ子もいます。

とてもお産は痛いし、もう嫌だって思うのに5回もお産をしました。10ヶ月の間病院にも行き

食べ物には気を付け、熱が出ても薬は飲まず、ただひたすら無事に出て来てと願う10ヶ月でした。

例え、孤児の子でも父母のお陰で生まれて来ています。母は自覚がなくとも自分の血を分け与え

子供がお腹で大きくなります。そうです私達は父母に特に母には、生んでくれた事に恩を感じるべき

です。きっと良くなる明日のため生まれてきた事に感謝です。

それが自分がちっぽけだって気づいて、私がなぜ生まれてきたかと考える事になるのでしょうか?

判りやすくは書けなかったのですが、歳とってから母に感謝した私からの紹介です。

ついでではあんまりですが、高田好胤先生からご紹介「諸人よ思い知れかし、己が身の誕生の日は、母苦

難の日」この歌の作者は判りませんが、長々書いた文がなんと一まとめになっていますね

父や母をうざーいって、思うでしょう?ほっといてやって?でも心配するのは当然なんです。

この世で一番、彼や彼女より貴方が大好きで、貴方のために命がけで見返りを求めず、この世に貴方を誕

生させた!その事だけでも喜んで欲しいです。