般若心経・やさしく自由訳です(智恵とは)

(ぶっせつまかはんにゃはらみつた
            しんぎょう)
 
 
 
ある時、仏はおたずねになった。
 
 
「大いなる智恵とは、何だろうね。
 
 
さとりに至る究極の智恵とは
 
何だろうね。
 
さらに問う。
 
その智恵と言葉の霊力によって、
 
さとりに導いてくれる、
 
聖なる呪文があるとすれば、
 
それは、
 
どんなものだろうね」
 
新井満さんの訳は随分私達にもわかりやすいですね
 
般若心経は短いお経にすべてが説かれているという
 
すぐれものです。
 
前にお店のお客さんが私は沢山本を読んで”悟った”と言いました。
 
その時、前に読んだ推理小説で(悟ったと言って殺されたお坊さんのお話)
 
を思い出しました。
 
殺された理由はなんと「長く修行をしていても私は悟れないのに
 
なぜ若い僧が早くも悟ったのか?」でした。
 
私はそのお客さんと、本の殺された若い僧が何を悟ったの?
 
と???でした、長く謎でした。
 
ある時あるお話で、謎が解けたのです。
 
私達人間は、仏にもなれる智恵を頂ける万物の霊長ですと
 
仏様からのメッセージを受け取り(おしらせともいいます)
 
生きてる間、何度も悟りながら人生を全うするのだと・・・
 
そう、一度悟ったからと、自惚れてはいけません。
 
悟りはいくつもあるのです、形ではなく心ですと
 
びっくりしました。
 
悟り続けるのです、しんどいです。溜息ものです。
 
心ですから、目に見えません。
 
心で思ってしまった事も含まれます。
 
もし、悪い事思ってしまったらすぐに自分の心で反省して、思わないよう
 
にしなくてはいけません。
 
そんな時間ありませんよね・・だから祈るのです。いつも祈るのです。
 
呪文はなんでも良い・南無阿弥陀仏でも、アーメンでも神様・・でも
 
又般若心経つづきお楽しみに