般若心経☆続☆2回目・新井満訳

観自在菩薩・かんじざいぼさつ
 
 
丘に集まった数百人の修行僧たちは、口ぐちに言った。
 
「仏様、ぜひ教えてください」・・(前に仏が大いなる智恵とは何って聞いたから)
 
すると・・・・・慈悲の心によって様々な苦悩や災難から万人を救って
 
来た、あの☆観自在菩薩☆が静かに立ち上がり、こう言った
 
「もしよろしければ、仏様に代わって、この私がお教え申そうか・・・
(余談ですがかっこいいです!)
 
「ぜひぜひお願いいたします」修行僧達は口ぐちにいった。
 
行深般若波羅蜜多時照(ぎょうじんはんにゃはらみつたじしょう)
五蘊皆空度一切苦厄(けんごうんかい
くうどいっさいくやく)
 
「さとりに至る智恵とは、いったい何だろうと、考えをめぐらせていた
 
時に解ったのだが・・・・
 
観自在菩薩は、おもむろに話し始めた
 
「この世は、五つの要素から成りたっている。五つ要素のことを五蘊
 
と呼ぶのだが、それらは、すべて空なのだ。
 
そして、すべてが空であると見極めるならば、一切の苦悩や
 
災難から、万人はすくわれるのだ」
 
 
私事ですが、今これ”この世は空なのだ”を書いてましたら
 
お客さんが来てくれました。彼女なぜか、毎日、☆般若心経☆を
 
写経をしていると・・お弁当を食べた後に般若心経の本を持って
 
いる私に言ってくれました。(アンの部屋はお店でお弁当が食べれます
つらい事があって・・空の意味も解らずただ写経していると・・・
 
私は言えたのです。(空とはそのつらい事はつらい事ではない)と・
 
そう私達の悩みは角度を変えてみると悩みでもありえなくなる
 
???ですが、私もうまく伝えれないのです、次は舎利子が
 
空の意味が解らないと言い、色即是空と言う文章につづきます。