四国別格十八番海岸寺

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18番海岸寺 ご住職高橋厚温さまのご法話から、心を開く。その人は妻が一年前から病気になりました。やむを得ず炊事、洗濯、買い物など皆自分がしました。心の中は不満で一杯で、本もよめずイライラしてすべて妻のせいに思え、とんでもない女房をつかんだものだとひどい心でした。お互いに助からない思いで、3ヶ月秋風がふきはじめ、これではいけないと思いはじめた頃、荷の重さが見に染みてついに道端にへたった時振り返ると、遅れながら衰えた体に荷物を担う妻が重い足を運んでいました。その時自分の心の冷たさに気がつき、妻をいとおしく思ったそうです。
荷物は分けあって、自分が相手の荷物までも担っていく、お互いの助かる道はこのほかにはないと、相手をさばく前に、自分をさばくこと、自分を省みることだと思います。秋晴れの今日朝6時に神戸を出発です。四国別格20霊場残すところ三霊場です。18番海岸寺大師堂はお大師さまが誕生された時、産湯をくんだ井戸があるところ、古くて美しいお寺でした。