☆今日を生き抜く知恵☆より 精進の扉
(少しむつかしいのですが、人生には苦がつきものについてのお話です)
お釈迦様をはじめ各租師方の御一生はすべて精進の一言につきます。
精進こそ固く閉ざされた扉を開く力です。
仕事に精を出すのは勤勉と言い、信仰や道に励むのを精進と言います。
人生が苦であるならその苦に対決するのが精進です。
終点のない努力、永遠の奨励が精進であってそれによって人生苦は、新しい世界を開いてゆきます。
雑草は根絶しそうにありませんが、つねに雑草と取組み工夫して
雑草を肥料にまで、価値転換する精進があるだけです。
きわだつことを忌む仏道では、とどまる事をも嫌います
もう良いと思って手を休めると翌日は草が生えてきます。何もかも失ってしまいます。
菩薩とは「永遠の精進の人」の事でそれゆえにこそ尊まれるのです